ワット・パーモーク・ウォラウィハーン(涅槃仏寺院)
ワット・パーモーク・ウォラウィハーンは、アーントーン県パーモーク郡のチャオプラヤー川西岸に位置する歴史ある第二級王室寺院です。スコータイ時代に起源を持ち、全長22.58メートルの金箔に彩られた美しい涅槃仏が祀られています。アユタヤ後期の素晴らしい建築美や、石に刻まれた四重足跡仏を安置するモンドップなど、見どころが満載の寺院です。
このアトラクションについて
歴史と重要性
ワット・パーモーク・ウォラウィハーンはスコータイ時代に創建された古い寺院です。元々は「ワット・チーパカオ」と「ワット・タラート」という2つの隣接する寺院でした。アユタヤ時代、チャオプラヤー川の浸食により礼拝堂が崩壊の危機に瀕した際、サンペッ3世(タイサ王)はプラヤー・ラーチャソンクラームに命じ、涅槃仏を川岸から168メートル離れたワット・タラートの新しい礼拝堂へと移動させました。タイサ王自らが現地で指揮を執り、移動完了後に2つの寺院を統合し、周辺にモークの木が多く自生していたことから「ワット・パーモーク」と命名されました。
王家年代記によると、ナレースワン大王が副王(マハー・ウパラート)との戦いに向かう前、兵を集めてこの涅槃仏に勝利を祈願したと伝えられています。また、この仏像は川を流れてきて寺院の前で沈み、住民が儀式を行って引き揚げたという伝説も残されています。
見どころ・見どころスポット
境内には歴史的・建築的に貴重な見どころが多く存在します。
- 涅槃仏(プラ・プッタサイヤート): 煉瓦造りに漆喰を施し金箔で仕上げられた仏像で、頭頂から足先まで全長22.58メートルあります。
- 涅槃仏礼拝堂(ウィハーン): アユタヤ時代後期の建築様式で、船底のような緩やかな曲線を描く基壇と2段屋根、9つの部屋、そして金箔漆絵(ライロットナム)で装飾された扉が特徴です。
- 布薩堂(ウボーソット): アユタヤ時代初期の粘板岩で作られた結界石(バイセーマー)が蓮華座と獅子座の上に設置されています。
- ウィハーン・キアン: タイサ王が仏像移設の際に滞在した仮宮殿と推測される建物で、川に面した壁には王が立たれたとされる高台が残されています。
- モンドップと四重足跡仏: 漆喰装飾が施されたモンドップ内に、石に刻まれた四重の仏足跡が安置されています。
- その他の見どころ: 経蔵(ホータイ)やマカム女神の祠(サーン・チャオーマー・チョーマカム)もあります。
参拝情報
参拝時間は毎日08:00から17:00までです。拝観料は無料となっており、敷地内には駐車場が完備されています。
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