ワット・プラ・ボロマタート(コエイチャイ・ヌア)
ナコーンサワン県のチュムセーン郡に位置し、ヨム川とナーン川が合流する美しい場所に佇むワット・プラ・ボロマタート(コエイチャイ・ヌア)は、スコータイ時代にまで遡る歴史ある寺院です。聖なる仏舎利を納めた古代のスリランカ様式の仏塔や、美しいリバーサイドの礼拝堂、そしてタイ最大級の巨大ワニの像があるユニークな博物館で知られています。歴史、信仰、そして地元の伝説が融合した、見どころ満載の観光スポットです。
About this Place
歴史と重要性
この寺院はスコータイ時代(1363年〜1369年頃)に建立されたと推定されており、元々は「ワット・プラ・ボロマタート」と呼ばれていました。1847年に正式な寺院として登録され、1857年に結界(ウィスンカームシーマー)を授かりました。アユタヤ王朝時代とも深いつながりがあり、口伝によると、アユタヤの「虎王」ことサンペット8世の時代に、寺院の修復のために船で建築資材が運ばれたとされています。また、トンブリー王朝のタクシン大王がピッサヌローク攻略の際にこの地に陣を敷き、戦闘中に脛を撃たれて撤退したという歴史的な記録も残されています。1914年には、当時の最高僧王がボートでこの寺院を訪れ、美しい彫刻が施された結界石(セーマー石)や古代の仏塔について記録を残しています。1917年に、現在の「ワット・コエイチャイ・ヌア(ボロマタート)」に改名されました。
見どころ
- プラ・ボロマタート・チェーディー(仏塔): 高さ14メートルのスコータイ様式・八角形のスリランカ風ベル型仏塔です。1970年の修復の際、仏舎利とともに、仏弟子の「アングリマーラ」の遺骨とされる、長さ1インチ(約2.5センチ)の赤く輝く結晶状の聖遺物が発見されました。
- ウィハーン・プラ・プッタ・シー・サンペット(旧本堂): ナーン川のほとりに位置する古い礼拝堂で、扉や窓の周囲に施された美しい漆喰の植物文様や、神仏(テッパノム)と花柄が彫られた二重の粘板岩製結界石が見どころです。内部には、本尊の「プラ・プッタ・シー・サンペット(ルアンポー・ルンチャい)」と、歴代住職ルアンポー・トーンユーの像が安置されています。
- 巨大ワニ「パヤー・ダーン・コエイチャイ」博物館: 2階建てのコンクリート建物です。1階には、タイ王室に関する展示や、地元の伝説の巨大ワニ「パヤー・ダーン・コエイチャイ」の歴史、世界中の23種類のワニに関するマルチメディア展示があります。2階には、地元の職人によって作られた幅7.60メートル、長さ44メートル、高さ6.30メートルに及ぶタイ最大の巨大ワニの像があり、その内部は瞑想室やワニのはく製展示スペースとなっています。
参拝情報
開門時間は毎日08:00から17:00までで、拝観料は無料です。神聖な場所であるため、肩や膝が隠れる露出の少ない服装で参拝してください。
アクセス方法
ナコーンサワン県チュムセーン郡コエイチャイ地区の、ヨム川とナーン川の合流地点に位置しています。車でのアクセスが便利で、敷地内に駐車場が完備されています。
Opening Hours
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Accessibility
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